オールドグッチの素材について。(PigSkin~PVC~カウ~)
オールドグッチのバッグや財布などに、よく使われる素材を紹介いたします。
グッチ家には「子供にはミルクよりも革の匂いを嗅がせろ」という家訓があり、皮には相当なこだわりを持って作っています。
代表的なピグスキンの他に、カーフ(生後6ヶ月以内の柔らかい子牛の革)、スエード、ヌバック、ベロア、型押し素材(皮)、孔子皮、エナメル、オーストリッチ、クロコダイル、ハラコ、ナイロン製、プラスティックなど多種多様です。お手入れ方法は、その種類によって様々ですので、「修理・お手入れ情報」を参考くださいませ。
バッグの表面の生地に関してですが、グッチ創業の頃は、革素材を使用していましたが、40年代に第二次世界大戦が悪化していき、革は軍事品として貴重品で入手が困難となり、グッチを始めファッション業界は、革素材からPVC(塩化ビニール)などの素材に変化していきます。 皮の使用が減っていき、 一部、ジャガードや、革、ナイロン、キャンバス(帆布)生地で代用されました。一部、高級品として総皮製も存在しますが一般的に水や雨にも強いPVC(塩化ビニール)がほとんどを占めます
PVC素材
ポリ塩化ビニール樹脂(塩ビ・ビニール)を、ファッション業界では”PVC”の呼び名で定着しています
グッチ(GUCCI)GGモノグラムの定番素材として馴染みの多いこの素材↓
>>OLD Gucci PVC在庫<<
第二次世界大戦中に皮革素材が入手困難になり、キャンバス地を丈夫にするため、最初にPVC加工を行ったのがGUCCIと言われています
GUCCIだけでなく、LOUIS VUITTONのLV柄の素材を筆頭にハイブランドではPVC加工がよく使われていますね
ハイブランドで使用されるPVCは高級PVCと言われていて、吸水性は無く、丈夫で軽量性に優れています
パテントレザーのような艶やかな風合いを出すことで、遊び心溢れるデザインに
またPVCは加工しやすい特徴もあるので、今までで難しかったディテールも取り入れられるようになりました
>>PVC素材特集<<
クリスタル
少量生産品!幻のクリスタルGG!!
初期60年代の希少な本格Vintage品です。(復刻版もあり)
GUCCIを代表するGG柄キャンバスをビニールコーティングしたもので、パテントレザーのような独特の光沢感が魅力的。
艶やかな光沢は、エレガントでゴージャスです!
>>OLD Gucci クリスタル 在庫<<
革の種類
ピグスキン(PigSkin)
実は、豚ではなく、グッチにおいては、強くて丈夫なイタリアの猪の皮。少々固めではございますが、丈夫で水にも汚れにも強いイタリアならではの皮です。
所々に猪特有の紋様が見られますが、本物のピグスキンであるという証です。
紋様を1つの個性、風合いや味としてお楽しみくださいませ♪
現在のGUCCIでは、ピグスキンに似せたカーフスキンが使用されています。
現在ピグスキンは取り扱いがないので、ヴィンテージでしか手に入れることができない貴重なお品となりました!
今後、さらに価値も高まっていくでしょう.
>>OLD Gucci ピグスキン 在庫<<
総ピグスキン(オールドグッチならではの風合いが魅力)
>>ピグスキンってどんな革?オールドグッチをもっと好きになる!!<<
カウレザー(牛)
最も汎用性の高いレザーとして知られ、滑らかで上品な質感を楽しめます。
強度と耐久性にとても優れているので、長く愛用できます。
使い込む毎に色艶が増していく「経年変化」を楽しめるのも魅力的
>>OLD Gucci カウレザー 在庫<<
ジャガード素材(キャンバス)
ジャガード(キャンバス)は、帆布とも呼ばれ軽くて丈夫、機能的で使いやすい素材です。
1935年の禁輸措置で資源不足を回避するため、革以外の素材としてキャンバス地を採用しました。
これがGUCCI初のシグニチャーとなるディアマンテ※です。
※稀に、バッグの内装にも使われているダイヤモンドパターン↓
>OLD Gucci レア!!ディアマンテ素材 在庫<<
その後1960年代に入り、このディアマンテ柄にイニシャルのダブルGを組み合わせたものが、現在でもGUCCIを代表するGG柄モノグラムの始まりです。
デリケートな素材で、水シミや汚れや破れは修復が難しいので丁寧に取り扱ってくださいね♪
>>OLD Gucci ジャガード織りの在庫<<
high-classな高級品ー
クロコダイル・リザード革など高価な革素材や宝石使いの高級品・・↓詳細
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