オールドグッチ☆本物と偽物の見分け方
オールドグッチ専門店のRococoが、本物と偽物の見分け方をご紹介します☆
すぐに本物かを確認したい方は、当店にて鑑定書の発行を行なっておりますので御利用くださいませ(有料)⬇️
Rococoでなら、安心して本物のオールドグッチをご購入頂けます♪
世界一の販売実績と品揃え!
オールドグッチ販売実績業界No.1!!お気に入りがきっと見つかるVintageShop☆
【バイヤー直伝真贋術】YouTube
本物と偽物の見分け方 比較検証
そもそも”オールドグッチ”って??
オールドグッチとは、Gucciの創設者が手がけた1980年代までの製品です
オールドグッチの魅力と人気の要因
数あるブランドの中でも色々な種類のデザインのモノグラム、ロゴマーク、留具などバリエーションの豊富さが何より魅力です!
少量生産で数が少なく、1つ1つが革製品の最高峰といわれるイタリアの職人さんの手作業で、現行モデルのグッチより細部のデザインも凝っています
「オールドグッチ」ってみんなが持っていないし、今、Gucciの店頭で売っていないから、本物と比べられない・・でも、可愛いからGETしたい
でも、実際手元に届いたら・・「こんなグッチ、今まで見た事ないわ・・ 偽物」
と、手に入れた方は思うかもしれません
自分が持っているオールドグッチや、これから オークションなどで購入しようとしている物がGucciの正規品なのか、精巧にコピーされた偽物なのか、気になりますよね
もしも偽物だったら・・・持っていたら恥ずかしいです
*偽物ブランド品を売買する事は違法です
本物を知っている人には解ってしまいます
それに本物と思って買ったんだからショックですものね
最近はオークションサイトや個人売買アプリなどでブランド品をお買い求めになるお客様が増えたこともあり、偽物をつかまされる被害に遭う方も非常に増えています
バイヤー直伝真贋術!
初めにクイズです☆
本物のOLD Gucciはどれでしょうか?
偽物は2個あります
画像をクリックして、商品ページにリンクされていたら本物です!
私は、黄金のバブル時代を経験して、本物のオールドグッチを知っていて。
もう30年以上も古物商を持って、オールドグッチを見てきて。
数にしたら、それこそ2千個近くを触ってきたのですぐに見分けられますが、やはり素人さんには難しいかもしれません
そこで、素人さんでも判断できる方法と、本物と偽物の特徴を少し紹介します!
本物の商品を見たことが無い方なら、きっと本物だと思ってしまうほど精密なコピー品の数々・・ 本物と徹底比較していきます!
まずはエンブレムやマークをチェック!
爆発的に人気の出た80年代アクセサリーコレクション⬇️
1番多く見る オールドグッチのマークです。この頃、韓国でコピー品が沢山出ていました
本物にソックリに造られていますが、右の偽物のマークに、切れ目があるのが解りますか? 違う角度から撮影⬇️
*切れ目がない本物ソックリの偽物も発見されましたので目安として
コレクターさんの中には、昔のラグジュアリーで美しいエンブレムや留具にこだわって集めている方も多いでしょう
だから初めて見たロゴだから偽物!とすぐ判断してしまうのはナンセンス!
そのオールドグッチ・・・もしかしたら世界に1つしかないレア品かもしれませんよ??
ロココのお品を見て、同じものを探してみてくださいね
タグの番号
職人さんの番号 50番に14番に18番・・!?
これがあれば、間違いなく本物
ここまではマネされていません
番号が付いているオールドグッチの在庫
刻印の番号の数字のヒミツを知りたい方は↓
オールドグッチのタグの番号って・・??
オールドグッチのファスナーの種類
本物には韓国製のK&Kのファスナーは使われていません!
大体のブランドがYKKを始め、riri社やオリジナルファスナーを使用しています
GUCCIで使われているファスナーも把握しておきましょう♪
長くなるので別ページでまとめました。YKKって本物ですか?にお答えしています
▶️オールドグッチのファスナーの種類
注>YKKファスナーが使われている偽物も発見されていますのでファスナーだけでは判断できません
GG柄 モノグラムやPVC素材
よくGG柄で使われるPVC(塩化ビニール)素材は、高価な本革に比べコピーを生産しやすいラインです。肉眼では難しいですが、ルーペなどでよく見ると一目瞭然!きめの細かさが違います。コピー品は目が粗く、本物は鮮明です
ただ、、精巧なコピー品も発見されました。ほとんど見分けが付きません(右が偽物です)
判りやすい偽物のGG柄たちの例です⬇️
本物と見比べてみてくださいね♪
シェリーラインをチェック!
赤のラインを見ると・・偽物は8本なのに対して、本物のはどれを数えても10本以上ありました。糸の数、数えてみてくださいね。縫い目も鮮明に見えます
ショルダーなどの留め具
ショルダーの馬に グッチマークが付いていたら本物! ココまではコピーでは手がかけられません! でも、付いていない本物も多数あります
また、修理で留め具が変わった場合もありますので、ここだけで判断しないでください
内装の生地にも違いが・・
ポケットの内装もよくご確認ください!グッチが、違う柄の生地を使うって・・・有り得ないです。内装の生地は無地、もしくはGG柄など細部までデザインが施されていますよ
*偽物のお財布の内装。大きなGG柄の内装と留具がこのような物は本物にはありませんので、Gucci柄で安心してはいけません
内装に粉やベタが出るのは本物?
粉やベタが出て困っている人も多いはず
でも・・ご安心くださいませ
そこが、本物の証拠なのですから
*昔の職人さんは丈夫な仕様にするため、手間のかかる当時の高級加工であるコーティングを施していた時期がありました。そのコーティングが日本の湿気によるカビなどで、剥がれてきたり経年劣化をしてきたという事なのです。安物の偽物は内装にそこまでかけていませんので、破れ落ちるという事はあっても、コーティングそのものが見受けられません
内装に関しては、綺麗であればあるほど、逆に偽物の疑いがあります
だから・・内装が汚いからといって、見捨てないでくださいネ
内装が汚い、という事はね・・本物の古いVintage品には、よくある事なのです
ヴィトンもセリーヌも、、そしてオールドグッチも。特にこの人気の定番モデル・・(ロココの下の棚)
▶️オールドグッチのショルダー在庫
Rococoのお品は、内装を全てメンテナンスして販売しています!
粉やベタが発生してしまうと、ハンカチも携帯も粉やベタだらけで使えない状態となります・・
*この内装を買ってしまうと、粉がふいてきます・・が!本物です!
タグやマーク、裏の刻印をチェック!
ハイブランド品には、絶対といっていいほど付いている刻印やタグというトレードマーク。オールドグッチも様々なタグがありますので、まずは本物を目に焼き付けましょう⬇️
オールドグッチのマークの種類を画像付きで紹介中!⬇️
PAOLO GUCCIって本物?
Gucciと似た雰囲気の、パオログッチ (PAOLO GUCCI)
と呼ばれるブランドがあります
これは、グッチの2代目の次男パオロが、1984年頃に起こしたブランドです
ただ、このパオログッチは、一族とトラブルがあり、グッチから正規商品とは認められていません
*他にグッチの血筋のフローレンスというブランドもありますが同じく認められていません
グッチ一族が作ったブランドで偽物という訳ではありませんが現在のGucciの正規品ではありませんのでお気をつけくださいませ
ただ、マニアの間では、グッチの一族が製造したモデルという事もあり、30年以上経つ今では、数も少ないため、希少価値が付いている事があります
Gucci Accessory collection
*Accessory collectionから偽物が多いので要チェック!
紙タグがあれば神!
80年代初頭までに作られていた通称アクセコ(Accessory collection アクセサリーコレクション)と呼ばれるこの作品
コレクターも多く、保存状態が良いお品には、この紙タグが革タグの下に付いている事もあります
この、「紙タグ」が付いていれば・・・・・神です!!
なぜなら、この神タグ・・いえ、いえ、紙タグまでは、偽物では出回っていないものだからです
※上の画像でタグに丸いパンチ穴が空いているのが判ります。これは、セール品、アウトレットに空けられたもので、決して偽物であるという意味ではありません
当時のセール品やアウトレットだとしても、
可愛くてスペシャルなデザインはいくらでもあります
革タグの形・・
右は偽物の革タグです!この形は存在しませんのでご注意を!
革の刻印
アクセサリーコレクションはゴールドのプリント刻印なので、型押しの刻印はそもそもあり得ないのです・・(金色が剥げた例はあります)
※現行のGUCCIの刻印は型押しです
こんな偽物も発見されました!(偽物です!要注意)
お財布内装にある刻印、<Accessory collection>の
真ん中のAの文字の上をよくご覧ください。
Gucciのマークより下のAが微妙に左にあり(本物)、そして偽物は右にありました
型押しの刻印。※最近のGUCCIでは刻印は型押しです
革タグの裏の型番の数字
タグの裏面も要チェック!
偽物は左のように1枚革で裏に革が貼り付けられていません
本物は刻印が入ってる物がほとんどです
(内装の張替えなど、持ち主によって裏が剥がされているケースもありますので、ここだけで判断しないでください)
最近のものなら、この型番で検索をかけて調べることができますが、オールドグッチの場合はほとんどが調べても出てきません
また、最近のものは数字のフォントで見分ける方法もありますが、残念ながら80年代前のものはフォントの特徴が異なりますので、これだけで見分けることはできません
ただ、この型番があれば本物の可能性が高いです。(偽物は裏にまで細工を出来ない)*古いものほど刻印が消えかけていて数字が読めない本物も多くあります
小冊子やコントロールカード
このアクセコシリーズに付いている小冊子カタログまであれば完璧!
(偽物ではそこまで手はかけません)
が・・本物の小冊子を偽物に付けて販売していた、、という情報も・・
モデルによるオールドグッチ
Rigate Line-オールドグッチ
80年代前半に少量生産された希少なRigate(リゲイト)ラインの在庫
本物は赤のライン上に緑のGUCCIの文字がプリントされていますが、偽物は緑のラインにGUCCIの文字が入っていました
偽物にありがちな、K&Kはもちろん使われていて。。コピーだと分かりますね
プリントが鮮やかすぎるお品はご注意を!
偽物を画像付きで紹介しています↓
▶️Rigate Line-オールドグッチ について。
Centennial Line -オールドグッチ
かなり珍しいオールドグッチ センテニアルラインにも偽物が発見されました!詳細↓
GucciPlusやPARFUMSって?
グッチプラスもパフュームもセカンドラインです。やはり数は少なく、希少モデルです
ただし、グッチプラスは、大企業ケリンググループの一員になった事で修理メンテナンスを断るようになってしまいました。パフュームは受けられます(2017年調べ)
▶️GucciPARFUMS 在庫
詳細↓
鑑定してみました!
本物と偽物を画像付きで!
▶️お客様からの鑑定依頼品をご紹介!
(これまでRococoへ鑑定をお申し込み頂いたお客様の半分以上が、残念ながら偽物の結果でした・・)
ご不安な方は、一度鑑定をすると安心しますよ☆
オークションで買うリスク
ぜひ!お読みください!↓
本物のブランド品を手に入れるためには・・(オークションで本物を見極めるコツ)
<まとめ>
結局本物を見て触れるしかない!
私達、古物商の間では、本物を見極めるには、まずは「本物を最低3個は触れる」というお約束事があります。
柄、色、素材、、
それこそ、オールドグッチには、他のブランドとは違って2万の種類がありますが、そのどれもに共通の本物感があります!
例えば、細部の造作が細かい事! 偽物は安易に安くあげますので、タグの裏や内装の仕上げ具合(コーティング)、縫製もチェックします。
高円寺のRococoでは、本物を見て触れる事が可能です
ご来店頂けない方でも、本物のオールドグッチの画像を是非、当店で見てくださいね