フランスでのバイヤーとVintage Shop経営
Les Merveilles de Babellou
レ・メルヴェイユ・デュ・バベル(スタッフさんと私↓) ココは、、なんと! 去年大ヒットした 映画「イヴ・サン・ローラン」に店内のお宝を貸し出して、映画に出たんです!(去年、私も映画を観に行きました~ 私は貸し出す前に行ったのですね・・) 私の事を1年以上立ってもずーっと覚えていてくれて、 「We ourselves took a look at your website and found out you have a lovely boutique and an incredible collection of bags!」(私たちはあなたのウェブサイトを見ました。ラブリーなお店ですね!そしてバッグの信じられないほどのコレクションを持っているを見つけました! ) と連絡頂きました☆ こんなステキなお店に褒められて・・光栄です☆ さて、突撃取材の始まりです~ 取材 ↓
素敵なアンティークが並ぶクリニャンクールの一画、マルシェ ポールベー(Marche Paul Bert)
に入るとすぐ、とってもロマンティックなガラス張りのブティックが目に入ります。
ショーウインドウの向こうは、まるでファッションショーの舞台裏といった感じです
お店に入ると、まるで美術館のように素敵な服、靴、アクセサリーが大切に飾られてます。
1900年の物から、最近の物まで、シャネル、エルメス、イヴ・サン・ローラン、そして・・オールドグッチのスペシャル・・
プラダ、クリスチャン・ラクロワ・・が、夢のように並んでおります。
美術館にあってもおかしくない貴重なドレスが、店内に!
パリコレで使われた服、アクセサリー、ジュエリーも販売されてます。
こんなに希少な物が揃うのも、ヴィンテージファッションのカリスマ社長 イザベルさんのおかげ。
2008年にレ・メイヴェイユ•ドユ・バベルーの1号店を始め、2010年に_2号店、ヴィンテージファッションをトータルにコーディネートが出来るようにアンティークのインテリアのお店もオープン。
娘さんのアリエノーさん(左)と、イザベルさんの姪っ子ファニーさん(右)が親切にお店の案内をしてくれました。
ファニーさんに
”叔母さん(イザベルさん)ってどんな方?”
と質問。
ーとにかく、綺麗な物が大好きな人。綺麗な物の為なら、時間を惜しむことなく出かけるバイタリティーのある女性です。ー
”イザベルさんがブランドのヴィンテージショップを開くきっかけは?”
ーイザベルさんのおばあさん、お母さんもファションにとっても敏感な方だったそうで、小さい頃から、素敵な服を着せてもらってたそうです。
おばあさんの知り合いに何人か、お城に住んでる方がいて、おばあさんのお供に、いろんなお城を訪れ、アンティークの素晴らしさに触れたそうです。
美術の歴史を学んだ後、メーキャップの仕事を始めましたが、アンティークへの情熱は止まず、パリ13区に小さいアンティークショップをオープン。
小さい頃から育てられたセンスで集められたヴィンテージの洋服、アクセサリー、ジュエリーが話題になり、2008年にクリニャンクールに移転した際に ヴィンテージ専門のお店をオープン。ー
”お店に来た女性に感じてもらいたいことは?”
ーただ単に、ヴィンテージの洋服を売るのではなく、店内に入った時に夢を見てる気分になるようにインテリアの隅々まで気を使ってます。 デザイナーが心を込めて作った作品を、長く大切に使って欲しいと思ってるイザベルさんの信念が、お店に入った瞬間に感じてもらいたいです。ー
とっても熱心にお店の説明をしてくれたファニーさん。てっきり長いことイザベルさんのお店で働いてるかと思えば、少し前まで、EC(欧州連合)の事務所で働いていたキャリアウーマン。
学生の頃、イザベルさんの家に下宿させてもらってる時に、ヴィンテージファッションに感染?したそうです。
数年前に、イザベルさんの経営する会社に転職。
娘さんのアリエノーさん、美術の歴史を学んだ後、イザベルさんの仕事を手伝いつつ、競売を取り仕切る仕事に携わる勉強中だそうです。
最後にファニーさんが、イザベルさんの経営するアンティークインテリアのお店も案内してくれました。
お店の裏に素敵なお庭が・・パリ郊外とは思えない落ち着いた空間。
イザベルさんにお会い出来なくて、残念・・と思ってた時に、イザベルさんが!!
お忙しい中、親切に質問に答えてくれました。
”子供の頃、どんな職業に憧れましたか?”
ー子供の頃、おばあちゃんとお母さんのおかげで、すごく素敵な洋服を着せてもらって・・綺麗なものに囲まれて育ったの。
特に、この仕事!ってイメージがなかったけど、綺麗な物に囲まれていたいと思ってたのー
”アンティーク以外に、興味のあることは?”
ーおいしいものを食べること?・・・お店の経営、買い付けだけで、毎日大忙し、お休みもほとんどないので、アンティーク以外に費やす時間がないので・・この質問は、難しいわ~(笑)ー
時間がない中、とっても親切にお話ししてくれました。
お店の商品は、1つ1つ綺麗にされ、必要なら、フランスでも定評のある方に修理してもらってる物ばかり。
最近では、イヴ・サン・ローランの映画で使用する為に、イザベルさんのお店の商品を借りたそうです。
高い物ばかりって印象もありますが、近年発売された物に関しては、30~40%、お安く手に入る面もあり。
流行に負けない、デザイナーの心のこもった素敵な物を探しに、是非、訪れてみてください。
住所;Marche Paul BERT – Saint Ouen ; ファッションスタンド 13&77 Allee 1
アンティークインテリア 12 Allee 1
アンティークショップ 10rue Paul BERT
開店時間 ; 金曜日 9-13時
土曜日、日曜日 10-18時
月曜日 10-17時
お問い合わせによっては、営業時間以外でも、お店を訪れることも可能です。
ーーーーーー現地取材協力 山内明美さん
<Rococo オーナー青木より>
オーナーさん・・私と同じく女性で、しかも、同じ位の娘さんがいました~☆
しかも・・古城以外の部分は、、なんだかソックリなんです(古城に遊びに行く・・なんて!羨ましい~私も古城巡りしてみたいです・・)
私も社交ダンスの先生をしている母にオシャレさせて貰って美しい物に囲まれるのが好きになったのかな・・趣味も「美味しい物を食べる事!!」同じですぅ~(最近だと・・Qu´il fait bon(キルフェボン )だとか^^)
なんだか・・勝手ですが親近感が沸きます
Rococoのお客様もぜひ!フランス、パリのクリニアンクールに行く機会があれば尋ねてみてくださいね☆
舞踏会と美術館とファッションショーの合わせ持つ素晴らしい世界に浸れます。
実は、、シャネルのジュエリーなど・・Rococoで取り扱いが出来るよう交渉が進んでいます。(高くて全部は仕入れられないので、せめて日本での代理店・取次ぎ・取り扱い店としてお願いしています)
もしかしたら、、Rococoのこのネットショップで「レ・メイヴェイユ•ドユ・バベルー」のお宝が買えるカモ・・です。映画「イブサンローラン」に出たお品が買えるカモ・・です。
みなさまお楽しみに
owner 青木由美ヒストリー
フランス DEPOT(デポ) ブランド品 リサイクルショップ
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