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  • FENDIの年表

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    創業者 FENDI

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    創業者
    エドアルド・フェンディとアデーレ・フェンディ

    1925年
    エドアルドとアデーレのフェンディ夫妻がイタリア・ローマで毛皮工房を併設した革製品店として「フェンディ」を創業。当時、革製品と毛皮を融合した製品が注目され、ハリウッドで流行していた毛皮の襟巻きに着目して販売を開始し、特に毛皮のコートが大成功を収める。

    1930年代
    フェンディは、品質の高い毛皮製品でローマの上流階級や著名人の間で評判を高め、イタリア女性にとってステイタスの象徴となるブランドへと成長する。

    1946年
    フェンディ夫妻の5人の娘、パオラ、アンナ、フランカ、カルラ、アルダがブランドの経営に参加。フェンディはファミリービジネスとしての基盤を強化し、さらに発展を遂げる。

    1965年
    カール・ラガーフェルドがフェンディの主任デザイナーとして迎え入れられる。ラガーフェルドの革新的なデザインは、従来のクラシカルな毛皮製品のイメージを一新し、毛皮を軽量化し、よりファッション性の高いアイテムへと進化させることに成功する。

    1966年
    カール・ラガーフェルドは、フェンディにエナメル加工などの新しい技術を取り入れ、革新的な毛皮コートを発表。この技術革新が当時の毛皮ファッションの常識を覆し、フェンディはモダンで大胆なデザインを特徴とするブランドとして認知されるようになる。

    1969年
    カール・ラガーフェルドが、フェンディのシンボルともなる「ダブルF」ロゴ(通称ズッカ柄)をデザイン。元々はコートの裏地に使用されていた「F」を組み合わせた柄を表側に用い、フェンディのアイコンとして確立。これが現在も人気を誇る「ズッカ柄」の始まりとなる。

    1983年 建築家であるヨーゼフ・ホフマンのデザインにインスピレーションを受けて誕生したペカン!大きめなストライプが優雅でラグジュアリーな雰囲気を演出してくれるフェンディらしい魅力的なラインで、ズッカと並び、2大有名デザインとして愛され続けています。

    1997年 フェンディの定番バッグともなる「バゲット」を発表。世界中で愛されるアクセサリーバッグシリーズで、バゲットパンに形が似ていることから名付けられた。現在は350種以上のバリエーションがある大人気商品にまで成長しており、フェンディのアイコンともいえる。

    1999年
    LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)とプラダがフェンディの株式を取得し、共同で経営に参入。これにより、フェンディは国際的な事業拡大を加速させ、さらなる発展を遂げる。後に、LVMHがフェンディの主要株主となり、ブランドの管理を強化。

    2001年 ズッカ柄のサイズを小さくしたデザイン ズッキーノ!発表
    LVMHがフェンディの株式の過半数を取得し、ブランドを完全に傘下に収める。これにより、フェンディはLVMHグループの一部として、世界的なプレゼンスを高めていく。

    2005年
    フェンディはローマのパラッツォ・フェンディ(フェンディ宮殿)を新しい本社として改装し、オープン。この象徴的な建物は、ブランドの歴史と現代的なデザインの融合を象徴する。

    2007年
    フェンディは北京の万里の長城でファッションショーを開催。これは史上初めて万里の長城で行われたファッションショーであり、ブランドの国際的な影響力を示す重要なイベントとなる。

    2008年
    フェンディはエコロジカルな取り組みを強化し、持続可能な素材や環境に優しい製造プロセスを導入。これにより、ラグジュアリーブランドとしての責任を強く打ち出す。

    2013年
    フェンディはトレヴィの泉(ローマ)を修復するための資金提供を行う。このプロジェクトは、フェンディの地元ローマへの貢献として注目され、文化遺産の保護活動が評価される。

    2015年
    フェンディは創業90周年を祝う記念コレクションを発表。また、ローマのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂で、カール・ラガーフェルドと共に豪華なファッションショーを開催し、フェンディの歴史と革新を称賛する。

    2017年
    フェンディはローマのラグジュアリーホテル「パラッツォ・フェンディ」をオープン。ブランドのDNAであるローマとの深い結びつきを象徴するこのホテルは、フェンディのホスピタリティ事業への参入を示す重要な一歩となる。

    2019年
    カール・ラガーフェルドが死去。彼はフェンディのクリエイティブ・ディレクターとして54年間ブランドに貢献し、彼の死はファッション業界に大きな影響を与えた。その後、シルヴィア・フェンディがフェンディのデザインを主導する。

    2020年
    フェンディはメンズウェアのクリエイティブ・ディレクターとしてキム・ジョーンズを迎える。ジョーンズは、ディオールやルイ・ヴィトンでの経験を活かし、フェンディのメンズウェアに新しい息吹を吹き込む。

    2021年
    キム・ジョーンズによる初のメンズコレクションが発表され、フェンディは新たなデザインとビジョンで注目を集める。ジョーンズのモダンで洗練されたスタイルが、フェンディのメンズラインを再定義する。

    2022年
    フェンディは、サステナブルな素材を使った新しいコレクションを発表し、環境保護と持続可能性への取り組みをさらに強化。また、「バゲットバッグ」の25周年記念を祝う特別なイベントを開催し、世界中のファッションアイコンが集結。

    2023年
    フェンディは、シルヴィア・フェンディとキム・ジョーンズによる革新的なコレクションでファッション業界をリードし続ける。特に、カジュアルとエレガンスを融合させた新たなデザインが評価され、ブランドのグローバルな人気を維持。

    2024年
    フェンディは引き続き、サステナビリティを中心に据えた新しいファッションラインを展開し、デジタル化やAI技術を活用したパーソナライズドショッピング体験を強化。ブランドは伝統と革新を融合させ、次世代の顧客にも訴求する戦略を打ち出している。

     

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