VintageBagの魔法のお手入れ方法
当店で取り扱っている ハイブランドのVintageの革製品はきちんとしたお手入れで長持ちします
また、良質の革製品は、適正なお手入れをしていけば、使い込むほどに深い味わいが増してゆき、新品の状態よりも魅力的になるという特徴があります
革本来の味わいを楽しんだり、年を重ねるごとに 変化していく様子を楽しんだり、 使用による傷や汚れも磨き上げる事で風合いの1つとして魅力も増します
→エイジングのきいた革製品在庫
新しい物がいい、ピカピカがいい、はそろそろ卒業しませんか?
そして・・ 後世に残して欲しい、家宝にもなる財産だからこそ!メンテナンスをする事で歴史を刻みます
それがVintageです
ロココでお売りしますお品は愛着があるため 他のどのお店よりも手間をかけクリーニングに全力を入れております
だから 30年以上も前に造られたバッグでもピカピカ☆
ロココでは内装が劣化していて今すぐ使えない、、とか、角スレで恥ずかしくて使えない、、という低レベルのお品は一切、取り扱っておりません
ぜひ!ロココでVintageをご購入して ステキなVintageスタイルを楽しんでください
そして我が子のように末永く可愛がってあげてくださいませ
ひとつのものを大切に使い続ける事ってステキだと思います☆
でも・・・ 買ったあともメンテナンスが大変じゃないかな・・
そんな不安をお持ちの方は いませんか?
10年以上に渡って、Vintageを中心に販売してきたロココでは、お客様のために、たくさんのブログを作って、お手入れ方法を紹介してきましたが・・
「ロココで買ったバッグ。大事にしたいけれどお磨きの道具もやり方も専門的すぎて面倒くさそう・・私に出来るかな?」
と不安に思われたり、
「ロココで売っているリザードやスエードのバッグが欲しいのだけど、お手入れが難しそうで買うのを悩んでしまう・・」
というお悩みもチラホラ聞きます(涙
悲しい事に、用具や完璧な手入れにこだわる事に疲れた結果、お手入れを怠る事になっては意味がありませんよね・・
そこで、永年の経験から、
「身近な物を使って10分で綺麗になる魔法のお磨き方法」
を発見しましたので、解りやすく丁寧にまとめてみました!
「お手入れは面倒だけどVintageバッグは欲しい!」
という贅沢な方のためのページです
その前に・・
本格的な方法は時間がかかります
本革は、女性のお肌と同じ。
デリケートですがキチンとしたお手入れで上質を保ちます
本格的なお手入れとして一般的な方法は・・
ジャーマンブラシでブラッシング→汚れ落としローション→クリーム→ワックス(オイル)→シリコンクロスでお磨き→防水スプレー
など多種多様な道具を揃えなければなりません
クリームやワックスといっても、革ごとに専用クリームがあります。ブラシは色移りの心配もあるため、バッグごと(色ごと)に買い揃えなければなりません。 また、Vintage品は色落ちが心配なので、リムーバーやクリーナーなどで革の表面を必要以上に落としてしまうトラブルも多いので素人の方はあまり使わない方が良いでしょう。防水スプレーもフッ素系以外の成分は息が出来ないのでお勧めしません。また効果時間は約1時間です。
このように、本格的なお手入れはお金も時間もかかるのですが・・
ロココのオールインワン!
今や女性の化粧品も「オールインワン」時代!
ロココのお勧めのお磨き方法で買うのは1つだけ。(蜜蝋ワックス)
これ1本で クレンジングから化粧水、乳液、保湿まで出来ちゃう優れものなんです
他に用意するのは身近にある物だけで十分!(古着)
プロの仕上がりと差がないばかりか、慣れれば10分で出来る魔法の方法です
そして、ここでは、よく言われる
「1ヶ月に1度は丁寧なお手入れを!」
なんて、ヤボなコトはもう言いません。もう2度と言いません
「半年に1度のお手入れで大丈夫!」
バッグを使う頻度にもよりますが、
蜜蝋入りワックス を使ってお手入れしたら・・
ほぼ毎日使った私のオールドグッチの黄色のレザーバッグは半年も、もちました!
*半年後でもギリギリ、シットリスベスベをキープ!
しかも!!
ほぼ全ての素材に対して間違いがない共通のお手入れ方法です!
トカゲの革(リザード)もワニの皮(クロコダイル)にもサメ革にだって使えます!
だから、、ロココから買ったバッグだけはお手入れしてね
大事にして欲しいから、このページを作りました!
大事にしてくれた子はまた高く買い取れますし~!!
用意するもの
身近な物で綺麗になります! ただワックスだけは女性の肌と同じ。天然の成分にこだわり、良い物を手に入れてください
蜜蝋入りワックス
蜜蝋(ビーズワックス)は手作り化粧品(口紅等)としても人気の高い天然成分で、
栄養・防菌・保湿・艶出し・撥水効果があり、革にハリを与えもっちりとさせ、柔らかくして、汚れや傷が付かないよう厚い膜で守ってくれます
*万能オールインワン<蜜蝋ワックス> は ロココで開発して全ての商品に使っています!
特別なアロマも入っている天然成分だけの「蜜蝋ワックス」です
しかも! 撥水効果があるので、防水スプレーが必要ないのです
少々の傷でも、塗りこんで乾いた布で磨き上げる事でピカピカになります
近日、お分けする予定です!(2018s春)
ベタ感が嫌で、サラッと使いたい方はフランス製のあのエルメスとの共同開発から生まれたSaphir(サフィール)もありますが、あまり長持ちはしません。やっぱり、基本の1ヶ月に1度のお手入れ覚悟でしたら、こちらのクリームでもOK!
またこのメーカーは多種多様な素材のクリームを販売しています。
注>靴クリーム(カラー)は、蜜蝋が入っていても色が落ちてしまうので使ってはいけません
クロス
シリコンクロスなどの布で拭き取ります
ベストな素材はウールです。シャネルでも推奨している普段のお手入れアイテムなんです。動物の自然のオイルが程よいツヤ感で革の表面を保護してくれます。
*無い場合はネルシャツやコットンなど天然素材の古着
意外と便利なのがストッキングやタイツ(どんな素材でも傷めませんし、薄いのでバッグを指先の感覚で磨けます)
また、ウールの手袋なら、細かい部分まで磨き残し無し! 傷の心配も無し!
他に、綿棒・柔らかい歯ブラシ
必要であれば。金属などの隙間の埃取りや、お磨きに。歯ブラシは革以外のスエード、ビロード、ベロア素材などに使います。歯ブラシは捨てずに取っておきましょうね。
10分で出来るお手入れ方法
内装の汚れを落として、新聞紙などのアンコを詰めてからバッグの表面の汚れ落とします。
1、内装は丁寧に綺麗にします
内装は中身を取り出し、ブラシなどでホコリ等を取り除きます。歯ブラシは細かいゴミを取り除く時にとても便利!
ブラシが無い場合でも、ストッキングは手を汚さず隅のゴミや埃を取るのに、とっても便利!
ブラシと時には掃除機で菌を取りましょう。クロスで拭ける素材は、アルコール除菌シートなどで除菌します。
その場合、必ず乾かしてから、内装に新聞紙を詰めます。アンコを詰める事によって型崩れを防ぎ、表面も掃除をしやすくします。
濡れたままにしておくと菌の繁殖でカビの原因ともなりますので完全に乾いてから
それから、いよいよお磨きに入る訳ですが・・
実は、ここからが簡単なんです。
1、表面のお掃除
天然素材の古着を使って、包み込むように表面の汚れや埃を取ります。柔らかい素材を使う事によって、デリケートなVintageの素材を傷める事なく汚れを落とします
全てのバッグの素材に使えるストッキングです。ビロードや特殊なエキゾチックレザー、スエードにも。革にお勧めはネルやウール素材。毎日のお手入れはこれだけで。
PVC素材や革などは、アルコール除菌クロスを使って除菌出来ます。
汚れが取れにくい場合は 蜜蝋クリームを少しだけ付けて落とします。
注>蜜蝋ワックスは、PVC素材やエナメル、合皮、サメやリザードなどの特殊な革に塗っても拭き取れば全く問題はありません。金属部分も同様。逆に磨き上げればピカピカに! ほとんどの素材にOKな万能薬です。ただし、シェリーラインなどの布部分、スエードやヌバック、ベロア、毛皮起毛素材にだけは絶対に塗らないように。油系なので黒く硬くなってしまいます。スエード・ヌバックはブラッシングです。
3、革に蜜蝋ワックスを塗る
除菌・汚れを落とした後、革部分に蜜蝋入りワックスをたっぷり塗ります(手で塗ると、、手のアカギレさえ治しますがウールの手袋で塗れば手が汚れません)
少々の汚れが付いたままでも、蜜蝋ワックスは汚れを浮き立たせて 新しいワックスと循環させますので拭き取る時に汚れが取れます(汚れ落としローション知らずのオールインワン)
4、革に栄養が染みこんだら出来上がり!
蜜蝋の栄養が革に浸透すると、革の内部まで柔らかくなります 革質や陽気によって違いますが、1時間~1日かけます。
バッグを使用する時に油分を軽く古着で拭きとってください
Vintageのエイジングが好きな方は..
ロココオリジナルの蜜蝋ワックスとウールの布(ウール手袋)で 少しだけ水を付けながら丹念に同じ場所を磨くとアンティークな風合が出ます。かなり時間をかけますと深く艶やかなな仕上がりとなります。(鏡面仕上げ)
注
蜜蝋ワックスを塗る時は必ず根元を持ち、決して引っ張らないように丁寧にお願いします。
根元にタップリと塗って栄養を与えてあげてください。
乾燥する前に蜜蝋ワックスを!
革が乾燥してきたら、蜜蝋が染みこんだ古着で包み込むように拭いてください。手袋などは手も汚さず、便利です!
とにかく乾燥だけはさせてはいけませんよ!それが長持ちの秘訣です!
固くなって割れたり、ヒビ割れしたりしたら・・
早く・・
革のお婆ちゃんになっちゃいますよ!!
バッグの保管方法
*ショルダーなら型を整えて(型崩れを防止)から、吊り下げて保管(ショルダー紐のヨレを防ぐため) 保存袋に入れるとショルダーがよれてしまいます。
*風通しの良い場所で保管をお願いしています。(決して、ビニールなどに入れないで下さい。カビの原因になります。)高熱や直射日光に当てると変色の原因となります。
*バッグは1つを毎日使い続けるのではなく、ローテーションをして使って、革を休ませましょう。
*長期保管は新聞紙などの吸水紙を入れて保管(内装は湿気から傷みます)
*防水スプレーは合成樹脂で出来ております。革を傷めますので、Rococoでは推奨しておりません。 蜜蝋入り天然クリームを塗る事で、かなりの防水効果・ 撥水効果がございますのでご安心くださいませ。(蜜蝋入りクリームを使用できないスエードやハラコなど特殊な素材の場合は防水スプレーが必要ですが、防水スプレーの効果時間は1時間です)
PVC素材は丈夫!
一般的にオールドグッチのGGマークの部分は PVC素材(塩化ビニール素材)です↓
勘違いしている方も多いのですが、グッチだけではなく、ヴィトンのモノグラム部分も全てPVC素材です。皮素材は、周囲のキャメルの部分だけ
PVCは、汚れに強いので、今グッチで出しているキャンパス生地とは違って、洗えるし丈夫です!
PVC素材は薄めた中性洗剤を含ませた濡れたクロスで拭けます。また、丈夫なので洗剤で洗う事も出来ます
洗った後の乾燥は無理に乾かさず、自然乾燥をします
他にも・・
<万が一傷が付いてしまった時の対処法>
(革に汚れやシミ・角スレ・雨シミなどが付いた場合
<長持ちさせる革メンテ方法>
<特殊な革のお手入れ>
<ファスナーの滑りを良くする裏ワザ>
<バッグの臭いを取る裏ワザ> 他・・
<各ブランドの修理カスタマーセンターの電話番号>
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