CHANELのバッグの内装の傷みについて。
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経年劣化で内装に粉やベタが出てくるのはこのタイプ!



*一見綺麗に見えても、この内装を買ってしまうと、粉やベタツキが出て・・
ついには、使えない状態になります
粉やベタが発生してしまうと、ハンカチも携帯もお財布も・・粉やベタだらけで使えない状態となります・・
ファンデーションのような粉・・↓

注>ロココでは、お客様の立場になり販売しているため、問題のあるお品は一切、販売しておりません
バッグの内装問題
ヴィンテージ品を買取・販売をしていて、一番の悩みは・・
バッグの粉吹き&べたつき問題!
YouTubeでもご覧いただけます♫
外装にダメージがあれば、、まだ買取をしないで諦められるのですが、外は超~美品
だけど・・
中の内装が・・・ボロボロ・・
- 粉が吹き出て大事なお財布も粉だらけ
- ベタツキが出ればお財布に付いたベタベタが取れない
- 白いカビ菌が出れば不潔(カビ↓)
青のベタなんてハンカチや財布に付くと、取れなくなって使えなくなる事もあります。
この現象はヴィンテージ品のシャネルやセリーヌ、ヴィトン他~全ブランドでも見うけられます。
どうして、こんなダメージが出るのかというと、ブランド品ほど、手間とお金をかけて内装にコーティングを施した構造が多く、それが湿気でカビや加水分解を起こして(ベタツキ)、粉は生地の上のコーティングが剥がれてしまうのです。
20年も30年も40年も50年も経過しているヴィンテージ・アンティーク品ですもの。生地そのものが古いので、仕方がありませんね。
バッグそのものの歴史が、実はまだ100年位。その初期に作られたバッグ達は、こうして長い時を経て愛され続けていく事は想定されていたとしても、耐久性まではテストできなかったのだと思います。
また、シャネルのお店で言われましたが、湿気の多い日本でこんなに愛されるとは想定していなかったのだそうです。
言ってみれば、80年代前後の本物のVintageバッグの構造上の問題。もう40年も経過したコーティング生地の運命とでもいいましょうか・・
これを押さえる方法は、専用ソープなどもありますが、その効果は薄く、ロココでは粉を全て取る事をお勧めしてきました。
ところが、全てのバッグが綺麗になる訳ではなく、また染みが残ってしまう事も・・
バッグの内装の素材について
シャネルの内装が革の場合・・・
内装が革の場合は、もちろんベタベタもなければ粉も発生しません。
内装が革というのは、高級品の証。お値段もランク上。

(↑ずーっと使える丈夫な皮です)

問題はポリウレタン素材・・
内装の小さなポケット部分が、ポリウレタン素材のような場合もあります・・
一見きれいですが・・

裏までチェックしてくださいね

このように剥がれがあります。加水分解ですね・・
ただ、この小さなファスナーポケットを使わなければいいだけなんだけど・・
もっと酷い内装になりますと・・

このように、手にもハンカチにもボロボロと内装の粉が付いて、バッグとしての機能が果たせなくなります・・
加水分解もココまでくると、、使えません。

内装の張替えの料金
シャネルで内装の張替えの見積もりを取ったら・・
- 小さなポケットの張替えで、2万円前後
- 内装全部で今お値段が上がっていて4万以上(相場)
ちなみに、グッチの内装の張替えは、つい先日お値段が上がりまして、最低5万円はかかるそうです。
ここからは・・シャネルからの極秘情報ですが・・
たとえ、ロココで扱っている古い古い40年も30年も経過しているバッグでも、無料で内装の張替えをしてくれるケースもあるようです。
ただし、張り替える場合は、あの CHANEL のロゴがなくなります。
Access Vintage Shop Rococo
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TEL 03-6770-8608
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