偽物?本物?アクセコを徹底検証!
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偽物?本物?アクセコを徹底検証!
オークションやネットで簡単にブランド品を手に入れられる時代ですが、それは本物でしょうか? Rococoでは少しでも偽造品による被害が減るよう、長年の資料と経験に基づいて「本物と偽物の見分け方」を豊富な画像でわかりやすくご紹介します。
安心して本物のオールドグッチが欲しい方は、直接ロココでご購入くださいね🎵
OLD GUCCI
オールドグッチとは1980年代までのGucci一族が経営してデザインを手がけていた頃の今では廃盤品のお品です。その種類は2万点を超すとも言われ、コレクター魂を揺さぶるだけではなく、投資目的で収集するマニアも年々増えています。
その中でも人気のシリーズが、Accessory Collection!
グッチが1972年頃に香水部門から展開したヴィンテージアクセサリーシリーズ「アクセコ」。80年代までに手作業で2万種以上が製造され、オールドグッチの魅力を象徴する存在です。
柄、色、素材など、現在のグッチとはデザインも違って、豊富なバリエーションが魅力の一つで、世界的にコレクターが多いのが特徴です。
ただ、人気のあるお品物だけに、当時、偽物も多く出回りました。
自分が持っているオールドグッチや、これから購入しようとしている物が本物なのか気になりませんか・・?
本物知らずして、実物に出会えず!
まずはロココで本物を良く見て、目に焼き付けてから!
偽物のお財布のご紹介!

(Rococoでは鑑定をしているため、参考資料として多数の偽物を資料として保管しています)
それでは、画像付きで説明していきます
⬇️偽物のオールドグッチのお財布

タグをチェック!
本物のアクセコに付いているタグ
よく見かける本物のAccessory Collection お財布のタグです

アクセコの革タグの特徴
本物はgucci はゴシック体・・
Accessory Collection は筆記体なのが特徴!
そして、、お財布内装にある刻印、Accessory Collectionはゴールドのプリントが本物。型押しの刻印は偽物(金色が剥げた例はあります)
※現行のGUCCIの刻印は型押しです
神タグ!
80年代初頭までに作られていた通称アクセコ(アクセサリーコレクション)と呼ばれるこの作品 詳細→Vintage辞典
コレクターも多く、保存状態が良いお品には、こんな紙タグが付いている事もあります
この、「紙タグ」が付いていれば・・・・・神です!!
なぜなら、この神タグ・・いえ、いえ、紙タグまでは、偽物では出回っていないからです
型番の数字

本物には革タグの裏に、型番の刻印があります
最近のものなら、この型番で検索をかけて調べることができますが、オールドグッチの場合はほとんどが調べても出てきません。
ただ、この型番があれば偽物で見かける事がないので、本物の可能性が高いです。(古いものほど刻印が消えかけている場合もあります)
ファスナーをチェック!
本物には韓国製のK&Kのファスナーは使われていません!
日本製のYKKを始め、riri社やオリジナルファスナーを使用しています。
GUCCIで使われているファスナーも把握しておきましょう♪
内装の生地も違いが・・
ポケットの内装も、もくご確認ください!グッチが、GG柄以外の生地は使いません。
内装の生地は無地、もしくはGG柄など細部までデザインが施されています。
GG柄 モノグラムをチェック!

よくGG柄で使われるPVC(塩化ビニール)素材は、高価な本革に比べコピーを生産しやすいラインです。肉眼では難しいですが、ルーペなどでよく見ると一目瞭然!きめの細かさが違います。コピー品は目が荒く、本物は鮮明です 。
また、偽物特有のベタつき感やザラつき感があるのですが、この手触りの違いは本物を沢山、触れてこそ解るのかもしれません。
偽物のGG柄達です↓本物と見比べてみてくださいね♪

5,シェリーラインをチェック!

赤のラインを見ると・・偽物は8本なのに対して、本物のはどれを数えても10本以上ありました。糸の数、数えてみてくださいね。縫い目も鮮明に見えます
ホックをチェック!
左が本物に多い、ECHT PRYM社のスナップボタン
右が今回の偽物に使用されていたホック

音も聴いてみてくださいね
歴史の音を、聴いてみませんか??音で楽しむオールドグッチの魅力
留め具をチェック!
今回のお財布の留め具の形状は本物では使われていない形状です

本物の留め具(他にもあります)Googleマークがあり、細部までこだわりを感じます

アクセコの他種類もご紹介します
Rigate Line-オールドグッチ

80年代前半に少量生産された希少なRigate(リゲイトライン)

本物は赤のライン上に緑のGUCCIの文字がプリントされていますが、偽物は緑のラインにGUCCIの文字が入っています。
偽物にありがちな、K&Kはもちろん使われていて。。コピーだと分かりますね
プリントが鮮やかすぎるお品はご注意を!
アクセコに韓国製コピー品が多かった理由と時代背景
1970年代の韓国とコピー品産業
1973年前後の韓国では、ブランド品のコピーが大量に製造されていました。その背景には、以下の経済的・社会的要因が重なっていました。
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急速な工業化と縫製業の発展
1960年代から朴正煕政権のもとで急速な工業化が進み、輸出主導型経済政策が採用されました。その一環として繊維・縫製業が成長し、多くの工場が誕生。その一部がブランド品の模倣生産へと転用されていきます。 -
低賃金と高い製造技術
当時の韓国は低賃金で労働力が豊富。さらに縫製技術も向上しており、欧米ブランドの精巧な模倣が比較的容易に行える環境が整っていました。 -
海外市場への流通ルート
貿易業者や華僑系ネットワークを通じ、日本やアメリカなどへコピー品が流通。特に日本の観光客やビジネスマンが韓国で購入し、持ち帰るケースが多く見られました。 -
知的財産権の保護意識の低さ
当時は知的財産権の法整備や認識が不十分で、模倣品製造・販売への規制が緩く、大量生産を後押ししました。 -
経済発展期特有の模倣ビジネス
発展途上国では経済成長初期に模倣ビジネスが一般化する傾向があり、韓国も例外ではありませんでした。
現在アクセコの偽物が新たに製造されない理由
近年、新たなヴィンテージ・アクセコのコピー品が作られる可能性は低いと考えられます。その理由は以下の通りです。
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製造の困難さ
古いパーツや特殊な金具を揃えるのは難しく、製造コストも高い。費用対効果が低く、現行品を模倣した方が利益になるため、コピー業者の関心が薄い。 -
ヒット商品の優先
コピー品業界はCHANELのような大ヒット商品に集中する傾向があり、ニッチなヴィンテージシリーズは対象になりにくい。
まとめ
1970年代の韓国における急速な工業化と縫製業の発展、低コスト生産、知的財産保護意識の低さ、そして海外市場への流通経路の確立が、アクセコ偽物氾濫の背景にありました。
この時代背景を理解することは、真贋判定の精度を高める上で重要な知識です。







