エルメス辞典 歴史と魅力-<2025
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〜エルメスの歴史と魅力:時代を超えたラグジュアリーの象徴〜
創業者 ティエリ・エルメス
HERMESの歴史
創業者ティエリ・エルメスの馬具工房
1837年 初代ティエリ・エルメスがパリ、フランス・パリに高級馬具工房を創業。
優れた技術でナポレオン3世やロシア皇帝の御用達になり、王侯貴族に愛される。
1867年 第二回パリ万博の馬具部門で銀賞を受賞。
1892年 エルメス初のバッグである、馬具を収納するための『オータクロア』を製造。
(後に「バーキン」の原型となりデザインが受け継がれる)
1903年 この頃、新たな交通手段として自動車が出現。
孫のエミール・モーリス・エルメスが時代を見越してバックやグローブなどの
革小物を売り出し、ファッション事業へ転向する。
1920年 ファスナーに着目し特許を取得、バッグに初めて使用。」
世界初のファスナー付きバッグ「ブガッティ」
1923年 世界初のファスナー付きバッグ「ブガッティ」発表。フランス超高級車のブガッティが名前の由来。
(後の「ボリード」となる)
1926年 本店でウィンドウディスプレーにこだわり評判になる。
1927年 時計発売開始。
ケリーバッグの誕生
1935年「サックフロア」発表。(後のケリーバック)
>> HERMES ヴィンテージケリー35 ボックスカーフ(濃茶・内縫)<<
>> HERMES ヴィンテージケリー28 内縫い ボックスカーフ(黒)<<
シルクスカーフ「カレ」の誕生
1937年 シルクスカーフ『カレ』(フランス語で正方形を意味する)の製造を開始。
>> HERMES ヴィンテージ カレ スカーフ <<
もっとHERMESのカレについて詳しく知りたい方はこちらもCheck!
1945年
有名な「四輪馬車と従者」のブランドロゴマークを登録。
1951年
義理の息子であるロベール・デュマ・エルメスが4代目社長に就任。」
木版画が中心だったスカーフからシルクスクリーンによる鮮やかなスカーフと香水に力を入れる。
1956年
女優グレース・ケリーがモナコ大公レーニエ3世との婚約を発表。
妊娠していたお腹をとっさに隠すために使用した『サック・ア・クロア』が『ケリー』と命名される。
彼女はケリーバッグの黒とキャメルカラーを愛しました。
グレース・ケリーが実際使っていたバッグと同じモデルとカラー。
>> HERMES ヴィンテージ 60’s ケリー28 (キャメル・内縫い)<<
ヴィンテージエルメスの価値
80年代・90年代までのケリーバッグは、当時の革質や職人技の違いから、現在のモデルよりも希少価値が高い。
限定色や特殊な素材のものは、オークションで数百万円以上の値がつくことも。
>> HERMES ケリーバッグ <<
1961年
香水「カレーシュ」を発表、女性向けの優雅な馬車の名前から命名。
1969年
元アメリカ大統領夫人ジャクリーン・ケネディ・オナシス愛用、「コンスタンス」発表。
>> HERMES ヴィンテージ”コンスタンス23″ ボックスカーフ(黒)<<
1978年
職人見習いから始め、デザインも担当したジャン=ルイ・デュマが5代目に就任し、クリエイティブディレクターとしてブランドを統括。
旅からインスピレーションを得て「夢を描くこと」をテーマとした、チュニジア出身のレイラ・マンシャリの手がけるウィンドウディスプレイが評判になる。
1979年
スイス時計専門会社「ラ・モントル・エルメス」を設立。
1981年
クリッパーウオッチ誕生、Hウオッチ、タンデム、ケリーウオッチなど発売され日本でも大ブームを起こす。
エルメスのアイコンであるケリーバッグのカデナ(南京錠)をモチーフにしたケリーウオッチ。
>> HERMES ヴィンテージ ケリーウオッチ 在庫 <<
1984年
女優ジェーン・バーキンのために製作した「バーキン」誕生。
偶然、飛行機の機内で、カゴバッグから物が溢れていたジェーン・バーキンに居合わせたことから、彼女のために機能的なバッグを作ることを約束。」
『オータクロア』に機能性をプラスし、幅を広げ、底鋲を小さく短めにし、持ち手に丸みを持たせたバッグを開発し、『バーキン』として発表しました。」
参照:家庭画報エルメスの全て
1990年
エルメスのハンドステッチ
-
- 1990年代以前のエルメスのバッグは、職人が今よりも手作業の工程に多くの時間をかけており、現在の製品よりも細かいステッチワークが見られる。
エルメスHermès の年表詳細 >>
エルメスのポリシー
エルメスの馬車マークのデザインはフランスの画家アルフレッド・ドゥ・ドルー。
日常のシーンを描いたリトグラフを図案化したもので、第二次世界大戦が終わった1945年にエルメスの商標として登録されました。
ロゴマークに描かれているのは四輪馬車であるデュックと従者。
デュックとは、当時パリで流行していた、主人自ら馬を操る馬車の形態です。
従者とはその手助けをする役割、つまり、
「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますがそれを御すのはお客様ご自身です」
というエルメスのメッセージです。
エルメスの製品は使うお客様によって命を吹き込まれるというエルメスの哲学が感じられますね。
また、第二次世界大戦中に余っていたオレンジの紙が元となり、オレンジ色の包装紙が採用されたとのことです。
エルメスの製造年代の見分け方
製造刻印年表
※2014年後半から□マークが排除されました。Rのみ、または□マークがついたものの2種あり。
刻印の場所は、ベルトの裏や内装に隠れていたり。。全てのエルメスにある訳ではなく消えている場合も。
○Tや○Hはvintage品・・□Iや□Uは最新作となります。
エルメスの人気アイテム
ケリーバッグ
<サイズ>
横幅が、25・28・32・35cmの種類が中心。
ケリー25 横25 × 縦17 × マチ10.5 cm
ケリー28 横28 × 縦22 × マチ11.5 cm
ケリー32 横32 × 縦23 × マチ12 cm
ケリー35 横35 × 縦25 × マチ13 cm
<ケリーの縫製>
「 外縫い」・・ステッチが表面に見え、かっちりとした台形フォルム。
>> HERMES ヴィンテージ ケリー外縫い 在庫 <<
「 内縫い」・・外縫いを裏返した状態の、縫い目が表に出ない柔らかなフォルム。
>> HERMES ヴィンテージ ケリー内縫い 在庫 <<
<ケリーのパーツ>
クロアはバッグとフラップを止めるベルト、カデナは南京錠、キーケースが クローシュです。
<ポシェットケリー>
ハンドルがフラットになり、
サイズはミニ・レギュラー・
オータクロア
バーキンの原型のモデル。
バーキンとは対照的に、少し縦長な印象となるのがオータクロアです。
バーキン
<サイズ>
横幅が、25・30・35・40cmが中心。
バーキン25 横25 × 縦20 × マチ13cm
バーキン30 横30 × 縦22 × マチ16cm
バーキン35 横35 × 縦25 × マチ18cm
バーキン40 横40 × 縦30 × マチ21cm
<タイニーバーキン>
2011年に発売された横幅が15cmのミニサイズのバーキン。
ショルダーストラップ付属。
<キャンディ・バーキン>
2011年に発売されたPOPなキャンディーカラーのバーキン。
白いステッチで、素材はエプソン(細かな型押し)、外と内側でカラーが異なります。
ヴィンテージエルメス、ポシェットケリー/キャンディ バーキン /タイニー バーキン/スカーフカレ 高価買取します!!
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「エルメスの手しごと」展
ーー<他・詳細は執筆中>ーー
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