HERMES CARRES(スカーフ)の魅力 Part2-2025
Hermès 公式ページ
エルメスのネットショップ
エルメスの上級者になって、スカーフを楽しみましょう♩
単なるスカーフならどこのブランドでも販売していますが、なぜエルメスのスカーフをオススメしているのか・・それは他のブランドとは明らかに異なる、デザイン性にあります。
毎シーズン、春夏・秋冬の年2回発表されるエルメスのカレは物語、デザイナーの魂が込められた素晴らしい傑作。
テーマに沿ったものや、伝統的なもの、さらにはカラーバリエーションが幾多もあり毎回新鮮な気持ちにさせてくれます♡
シーズンごとにしか見れない、幻のスカーフ
なので、自分にぴったりのものに巡り合えた時に運命を感じてしまうのです。
Part1では、カレの歴史やラインナップ、職人技が光る製造方法などをご紹介しています☆
Carres カレのデザイナー
HERMESのスカーフには、タイトルと作者のサインが入っています。
そして、デザイナーの経歴は画家や農家、狩猟名人など様々で、そのデザイナーの個性を知るのも楽しさの一つです。
まるで絵画のような美しさが、カレにはあるのです。
Alfred de Dreux(アルフレッド・ド・ドルー)
ルーブル美術館にも作品が残る、フランスで著名な画家。
主に、騎馬肖像画を描いており、フランス皇帝ナポレオン三世のもとで流行になっていました。
エルメスのオリジナルエンブレムはドルー氏がデザインしたものです。
<VIF ARGENT/水銀>
エルメスのエンブレムの馬車のシルエットと、輝く水銀のしずくを描いた円の中に、エルメスのイニシャルの文字を組み合わせて配置し、それぞれにエルメスの杖(神々の使者であるエルメスが持った杖で、2匹の蛇が巻きつき、上に2枚の翼がある杖)を隣接させたデザイン。
やがてモチーフはシンプルなH文字のロゴへと進化しました。
Hugo Grygkar(ユーゴ・グリッカー)
4代目社長ロベール・デュマ・エルメス氏のもと、エルメス カレに革命を起こした人物です。記念すべきカレの第1号、「オムニバスと白い貴婦人」の作者。
また、発売されてから25万枚以上売り上げ、ギネス記録にもなった、「Brides de gala」なども手掛ける古典的なカレも手掛けました。
<Jeu des Omnibus et Dames-Blanches/オムニバスと白い貴婦人>
由緒ある馬車が、整然と回る螺旋の中にメリーゴーランドの弧を描くようにデザインされています。
中央には1900年代初頭に流行した、パリのバスティーユとマドレーヌ間で走るオムニバス(今のバスの語源)の乗り合い馬車ゲームをする色白の貴婦人が描かれています。
主役は、貴婦人ではなく周りの馬車で、発売後何度もリリースされています。
<Brides de gala/式典用馬具>
1957年に発売されて以来、世界一売れたスカーフとして、ギネスブッグにも載っています。(約25万枚)
モチーフのBRIDES(馬勒=馬の頭につける馬具の総称)は1860年にメキシコのマクシミリアン皇帝が特別注文したもので、同じモデルが現在エルメス博物館にあります。
エリザベス二世も愛用していました。
>> HERMES 大判カレ スカーフBRIDESdeGALA (赤&白)<<
HENRI D’ORIGNY (アンリ・ドリニー)
エルメスのデザイナーでただ一人、エルメス本店に個室を持っており、50年以上、専属デザイナーとして、シーズン毎にデザインが発売。
また、カシミヤ素材のみだったネクタイに、彼のユーモラスなデザインが一世風刺し1000以上のネクタイが生まれました。
他にも、時計やテーブルウェア等、幅広くエルメスのデザインに携わっています。
<I’Eperon d’Or/黄金の拍車>
当時のフランスでは大変名誉であった、国立馬術学校の馬術教官グループ「カドルノワール」の馬具をアレンジして描かれています。
バランスよく描かれ、馬具に使われている革や金属が作り出す柄によりバラ模様が見えます
Annie Faivre(アニー・フェーヴル)
エルメスで数多くのカレを手がけた、女性デザイナー。
美しく、複雑にディティールを描き、またユニークなデザインでも定評があり、小さな猿のサインを入れるのも、彼女の特徴です。
<TORANA/塔門>
舎利を祀る仏塔(ストゥーパ)を囲んでいる柵の入り口をTORANAという。
古代インド・マウリヤ王朝時代の仏教遺跡サーンチーにある、塔門をモチーフにしたエキゾチックなデザインです。
Bali Barret (バリ・バレ)
流行だけにとらわれないスタイルを重視。
モダンでアーティスティックなデザインで、スカーフの縛った状態を重視しています。
グラフィックデザインやポップアートの要素を取り入れ、カジュアルなスタイルにも合うスカーフデザインを展開。
<Monsieur et Madame/ムッシュー&マダム>
1920年代の広告にひねった解釈を加え、バッグや香水ボトル、ジュエリーやエルメスのシンボルの渦巻きに覆われた男女のシルエットを描いています。
タグの種類、真偽の見分け方
スカーフの最先端を発信するエルメスのカレは、残念ながら偽物が存在します。
しかし、この追求されたこだわりは簡単にコピー出来ません。
本物を見極めるポイントをご紹介します!
本物を実際に見て触れる
本物のエルメスのカレに触れてみてください、まず一番に重要です。
見事な光沢のシルク、鮮やかな色、肌触り・・本物を見ておくと、コピー品との違いがわかりやすくなります☆
ロココでエルメスのカレを、実際に見に来てくださいね!
>> HERMES カレ スカーフ<<
HERMESカレの本物の特徴
① 「HERMÈS PARIS」の文字をチェック
カレをよく見ると、HERMÈS PARISという文字を見つけられます。
また、二つ目のEにはアクセントマークで、<È>が付けられています。
マークの向きが違うもの、付いていないものは疑いの可能性あり!
② 「©HERMÈS」の文字をチェック
また、マークで©HERMÈSを見つけてください☆
こちらも同様、二つ目のEにアクセントマークが付いています。
PARISの文字はなく、先端には丸で囲まれたCマークがつきます。
※例外でカレの「Automobile」、「Varangues」はアクセントマークはありません。
③ 布タグをチェック
スカーフの裏の隅には、布タグが付いています。
フランス語、またはフランス語と英語両方で書かれたもののみです。
また、すべてフランス製なので MADE IN FRANCEのみ☆
SETAやSEIDEが表示されているもの、他の言語で書かれたタグは、疑いの可能性あり!
本物:フランス語のみのタグ
ほとんどが白のタグですが、スカーフの色に合わせて黒のタグになることも☆
(黒や、黄色、ピンク、濃い青などは黒タグが多い)
③ スカーフの縁をチェック
エルメスのカレの縁かがりは、裏面をミシンで縫うのではなく、あえて表をくるっと巻きながら縫っていきます
なので、縫い目は表にくるようになっており、また縫い目の糸は必ずスカーフの縁の色と同じ色です!
糸とスカーフの色を一致させることで、表に縫い目がきても目立たず一体化しています♡
裾のスカーフの色と、糸の色が違うものは、疑いの可能性あり!
細かいですが、細部まで見るとより一層エルメスのこだわりを感じられますね^ ^
是非、隅々までチェックしてください!
※デザインや製造年によっては、例外もございます。
エルメスのスカーフは、まさに一期一会♡
幾千ものデザインが発売されてきましたが、店頭に並ぶのはシーズンのみ。
Vintageのエルメススカーフが注目されているのです。
お洋服のポイントにスカーフが一枚あると、とても便利!
いや、、むしろエルメスのスカーフの場合はスカーフを主役に、お洋服はシンプルにまとめて柄を生かすのが通かもしれません
だってこんなに素敵なデザインなのですから( ^ ^ )/□

