GUCCIと乗馬との深い関係から歴史を読み解く
GUCCIと乗馬との深い関係から歴史を読み解く
ヨーロッパのハイブランドには、もともと馬具を作っていたり、乗馬から着想を得た
馬と関わりの深いブランドがいくつもあります。
その中でも特に有名なのはHERMESとGUCCIですが、
今回はGUCCIと乗馬との深い関係性をご紹介します。
GUCCIと乗馬
1921年、フィレンツェに開いた小さな鞄店からはじまった”GUCCI”
創業者、グッチオ・グッチの実家が馬具の製造をしていたこともあり、最初は旅行用カバンと馬具を手掛けていました。
イタリア人顧客の多くは、乗馬を嗜む貴族で、彼らが求めた乗馬用装身具が人気を博し、高級ブランドの地位を確立します。
乗馬はヨーロッパの上流階級のたしなみとして生まれたスポーツです。
上流階級の人たちはファッションにも敏感で、馬具ばかりでなく服装からバッグなどの持ち物にも気を遣い、ファッションセンスを競い合っていたのです。
そんな上流貴族をも虜にした、GUCCIの伝統的なアイコンを見ていきましょう♪
ホースビット
>>グッチ ホースビット ドライビングシューズ<<
ローファーやバッグなどに用いられているホースビット・アイコン。
1953年に職人のアイディアから開発され、今もなおGUCCIの代表的なアイコンとして人気を集めています。
その名の通り、馬の口に含ませる“轡くつわ”をモチーフにしたアイコンで、その背景には当時のフィレンツェの貴族社会における潮流が反映されています。
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シェリーライン(ウェブライン)
緑/赤だけではなく、青/赤などGUCCIならではのストライプデザインが特徴。
モダンな豪華さを示すシンボルとして世界中で知られるようになります。
もともとは、鞍を馬の背中に固定する為の腹帯(はらおび)がモチーフとなっています。
>>OLD Gucci シェリーラインシリーズ 在庫<<
ホースサドル
>>OLD Gucci ピグスキン シェリーミドル財布(茶)<<
特徴的なフォルムのフラップが美しいこちらのお財布。
滑らかな曲線は、ホースサドル(馬の鞍)からインスピレーションを受けたものです。
サドルステッチ
GUCCIでは、殆どの革製品をサドルステッチと言う縫製で手縫いしています。
これは、馬の鞍(サドル)を作る時に使われる縫い方です。
1本の糸の両端に2本の針を付けて、同時に表裏から刺して縫い合わせる縫製で、片方の糸が解れても、もう片方の糸が縫われた状態を保ちます。
ミシンに比べてとても手間がかかり、綺麗なステッチを縫うには熟練した技術が必要になります。
ホースシュー
ホースシューは、馬の蹄につける『蹄鉄』がモチーフとなっています。
諸説はありますが、古来よりヨーロッパで『U字型が幸運を受け止める』という理由から、“幸運のお守り”として親しまれてきたラッキーアイテム。
幸せになりたい!と思う方はもちろん、何か新しいことに挑戦する方にもおすすめです。
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>>OLD Gucci 2WAYビット金具シェリーラインベルト<<
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ロングブーツマーク
70年代 希少価値の高いロングブーツのマークが特徴的なこちらのモチーフ。
乗馬用のブーツからインスピレーションを受けたアイコンです。
現在では生産されていない、当時の流行や情景を感じられます。
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ロゼット
>>OLD Gucci レア!ロゼット柄 コットンTシャツ(白系)<<
カラフルなロゼットリボンがプリントされた、素敵なヴィンテージカットソー。
こちらも、馬術大会で贈られるロゼットからインスピレーションを受けたものです。
由来である薔薇(=Rose)のように、幾重にも花びらを重ねた円形のモチーフはヨーロッパで古くから、何かをなしとげた人を称えるための勲章として親しまれています。
競技馬術の表彰式では、馬たちにロゼットが贈られており、優勝の証として、競技を目指す人馬の憧れ的存在。
馬を讃える心を忘れず、今でも世界中の馬術大会で必ずこのロゼットが馬たちに贈られています。
GUCCI Equestrian(馬術)ライン
日本ではあまり馴染みがありませんが、実はGUCCIには乗馬用ズボンやブーツなどを揃えているライン”Equestrian”が存在します。
馬に乗る時に使う鞍もオーダーメイドできるようです。
馬術イベントの冠スポンサーを務めるなど、今でも馬術との関わりを大切にしています。
GUCCIが高級ブランドの地位を確立した背景には、馬との深い繋がりがあってこそなんですね。
そもそも、この「ブランド」という言葉自体が、自分の馬と他人の馬を間違えないように焼印を押して区別していた「brander」から、”銘柄”・商標”の意味を持つ「brand(ブランド)」となったそうです!
ここにも馬が関わっているなんて、面白いですね♪
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